厄除祭(厄神さん)の起源は定かではありませんが、神仏習合の江戸時代には斎行されていたのではないかと思われます。「厄神」とは、仏教では愛染明王と不動明王が一体となった「厄神明王」(西宮市 門戸厄神東光寺が有名)であり、神道では一般的に八幡神です。神戸市の周辺で1月19日に厄除祭を斎行している社寺が多いのは、厄神明王の縁日が19日だからです。当日は午前11時より本殿で厄除祭を執行、引き続き拝殿前において「引目(ひきめ)神事」が行われます。6名の神役が2人1組で各2本ずつ矢を射ります(計12本)。これを3回繰り返すので合計36本射る事になります。神役は1本射る毎に櫨(はぜ)で作った「数取り棒」を盛り砂に刺します。又特製の「的」の裏には「鬼」の「ム」のない字が書かれた紙が貼られています。これは鬼以外の魔物、自然災害等も含めた「災い」を表していると思われます。勇壮な神事のあと、午後2時30分より氏子区域を中心に選ばれた福娘による餅まきが行われ、厄年の方々が「厄落し」のため奉納された数多くのお餅や菓子などが華やかに撒かれます。

午前11時より
厄除祭 引目神役玉串拝礼 福娘奉告祭
引目神事 数取り棒 福娘登壇
魔物退散 !! 華麗な福娘の餅まき
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